Diary
02年10月06日 液体窒素VS最強子供
打ち上げをやった「○ォルクス」にて30分ほどデザートを待たされた。
「今お作りしています」と言われてからも15分くらい待たされた。
う〜ん、「今お作りしてます」といえばいいと思ったのか、言い間違えたのか。
パフェを15分も作ったのかあんたらは。
ちなみに、別段混んでたわけじゃないよ。
5時半… スッゲェ眠いけど起きた。
今日を乗り越えれば、お礼にちょっとしたステーキハウスでのお食事と、
なんと図書券が付いてくる。
図書券の額も3000円(前年度)と、なかなかだったので、読者プレゼントやるか!?
と一瞬思ってすぐやめた。
小説、買って読んでね。
それで、早速電車の時刻表をチェック。
………。
おろ? どうしたんだろ…
スクールバスの出る8時に近い電車がないぞ。
………。
あれ? マジないんだけど?
7:23が一番近いんだけど。
寒空のもと、30分も待てっちうんかドアホウゥ!!
ちっとは考えんかい! 誰が7時8時のバスに乗るんじゃァ!!
(今日は結構乗ってたっぽい。9時前からかなり学生いたし…)
ってわけで8時28分の路線バスにターゲットを切りかえる。
こちらは6時50分ころ家を出れば大丈夫…
もし8時のバスに乗るんだったら、6時25分という目算を大きくはずれて、
6時頃に家を出ないと間に合わなかった。
ていうかコレ書いてる時点で6時を過ぎている。
子供ってのは恐ろしいもので、注意しても言う事聞かないことがあります。
「液体窒素被ったらほぼ100%死ぬぞ!!」って脅したら、
楽しくなくなるので言えないし…
「冷たいから気をつけて」とかソフトに言うしかない。
これだけ言って触られたらマジでキレますよ。
液体窒素ぶっ掛けますよ。((´Д`;ウソです。)
と… ついにはじまった。
あ〜、どうしよう… 人がたくさん来てしまったら…
お〜、あ〜、来る来る!!
あ〜、スッゲ、予想以上の反響だよコレ!!
ただし俺のところには誰一人いないのだが。
入り口だというのに誰もいねェ。
しばらくして2組目の客が来たんだけど、見た目、ヤバそう。
いかにも「あっそう」って話をされそう。
そして「あっそう」って話を本当にされたので凹んだ。
あのさぁ、そういう話は友達にしてくれ。
「硝酸ってどこにありますか?」
とか聞いてきたので、使い道を聞いてみたら、
あまりに予想通りだったのでまた凹んだ。
爆薬作るとか言ってんじゃねェよ。(`Д´)
しかし… コツを身に付けた。
液体窒素に冷えてない試験管を入れると、一気に気化して
「ドライアイス+水」みたいになる。
これをやると、みんなスゴイと言って見に来る。
それでも「スライム」や「七宝焼」の比ではないんだが。
んで、みんないい人ばかり。
子供達も素直に喜んでくれて良い。
が、そこにまさか最強の宿敵が現われるとは思っていなかった…
身長は130cmくらい… 元気で美形の男の子。
液体窒素に興味津々… 色々相手をしてあげたんだけど、ずっといじりたがっている。
可愛いんだけど、ちょっとはじめて「この子は危険だな」と感じた。
と、そんなときに調度よく先生に「外見にいかない?」と言われて脱出。
その子はやーさんに押し付けて俺は外へ…
〜INTERMISSION〜
汚い白衣姿でプラプラしてたら、なんか呼びとめられた。
う〜ん? 俺、このキャンバスに知り合いほとんどいな…
後輩「先輩、焼きうどん買ってください。」
ほとんどいない(1人だけしかいない)知り合いに遭遇。
あちゃ〜…(´Д`;
ていうか、最近まで俺のこと「俺」だと気付いてなかったのに…
後輩ヅラするんじゃねェッ!!!と思う間もなく…
俺「しゃ〜ね〜なぁ〜…(´▽`)」
↑先輩といわれて嬉しい男。
いや、ていうかさ、俺は3つも先輩だろ、懐の深いところ見せなあかんよ。
見栄はらな…
と、いうわけで血税投入のつもりで2個購入。
500円が飛びました。
ちなみにそのうどんは、やーさんとTにあげちゃいました。
腹一杯だったから。
〜MISSION再開〜
戻ると、あの子はまだふら付いていた。
とりあえず、やーさんとTが焼きうどんを食う間、俺が2人が担当している部署を留守番。
俺のところは、お久しぶりのO先生に見ていていただく。
さすがO先生… あの「危険な男の子」も完璧にいなしてます。
で、俺はTが担当のルミノール反応をやるんだけど…
コレ、辛いです。(´Д`;
Tが嘆くのわかる、すっげぇわかる!!
だって、化学反応で光って終り。
30秒くらい光るんだけどさァ、「ここでおしまい」ってのがないじゃん。
ダラダラとだんだん光が弱くなるだけ。
スライムとかは、貰ったら終わりでしょ?
でもルミノールは光って終り… 終りなんだけど、
「これで終りです」って言うのが辛い、
液を混ぜるだけなんだもん。
キレ〜♪って言われないともっとどうしようもないっす。
しばらくして、やーさんとTが戻ってきたので自分の担当に戻る。
すると、またあの男の子が絡んできた。
さらに、もう一人… 「窒素を被ったら死ぬぞ!」っていってんのに、
(煤i´Д`;言うなよ!!)
窒素を軽く見てる子供(もうこれは「悪ガキ」って呼んで良いよね?)が現われた。
や〜め〜て〜よぉ〜(´Д`;
まず、片手でヒョイと試験管を持ち上げる男の子を止めるでしょ、俺が。
もちろん、その子の手を掴んで、もう片方の手でしっかり試験管を取り上げないと
危ないので、両手がふさがります。
で、その隙をついて悪ガキが試験管を素手で掴む。
やめろっての、その試験管、
場所によってはマイナス100℃超えてるんだぞ!?
軍手しててもシモヤケ起こしそうやねん、素手で触ったら皮がはげるぞ!!
そして、その悪ガキを牽制すると、今度は男の子が隙をついて試験管を引っ張り出す。
やめろ、誰かコイツラを止めてくれ!!(゚Д゚;
最後の頃、男の子と喋りながら(大人しくさせながら)女の子3人組に色々みせたんだが…
反応が初々しくて良いね!!(´▽`)ノ
だから調子にのってしまい、「一歩間違えば、窒素で『痛い!』」とか言わせてしまう
ハメになってしまうような事もしてしまった。ゴメンナサイ。
一応、痛かったのは俺だけ。
改めて液体窒素の扱いは慎重に行わなければならないと思った。
それなのに、その間もずっと男の子は俺の隙をうかがっていた。
あ〜、マジ疲れたよ…
そう思っていたところに、また悪ガキ参上。
液体窒素の中に、試験管以外のモノを入れようとしてくる。
頼むから液体窒素の入ってるジュアー瓶(真空ポット)を傾けないでくれ
死んだらお前のせいだぞ。
それでも俺の責任になるんだぞ。
男の子の方も、俺が窒素を扱っているのを見て、「けっこう気楽なもの」と
勘違いしているのか試験管の扱いがエスカレートしてきた。
思わず、「危ない!!やめろ!!」とか叫んだりしてたので、
隣の「ぬりえ」担当の友人が救助に来てくれた。
おかげでなんとか2人を制御するに至ったんだけど…
悪ガキが一時退散したので気を抜いていたら、
一瞬の隙をついて液体窒素にクリップを投げこみやがった。
マジで殴ろうかと思うくらいムカッと来ました。
何かあったら平気で人が死ぬ品なんだぞコレは!!
そう言えばオデキをとるときに使った、って言ってたな…
お医者が的確に使ったからだドアホウ。
ぞんざいに扱ったらマジで人が死にかねないんだぞ。
俺は自分で怖い思いしたんだ、初めて液体窒素を採りに行った時…
もう危ないので、予定よりはやく出し物を片付けることにした。
が、俺がジュアー瓶を持ち上げて、持ち去ろうとした瞬間に
男の子が試験管を引きぬいた。
その瞬間、俺と友人が同時に危ない!と叫び、友人が試験管を取り上げてくれた。
あ〜、もう… 助かったよ俺1人じゃ手におえない… この子…(´Д`;
その最強の男の子の話を、やーさんとしていた…
ホント、すごいパワーの持ち主だ。
危ない器具とかが置いてないところで遊んだら面白いだろう彼は。
そんな話をしてたら、やってきた。
俺はあまりに危なっかしいので、男の子を拉致することにした。
腕を掴んで、一緒に歩き回る。
というか遊ぶ。
親がフリーマーケットやってて、暇らしい。
だから実験室にずっといたとか…
しばらく腕を掴んだまま拉致していると、
「いつまで腕つかんでるんだよ〜!」
といわれたので、開放したら、今度は実験の説明ボードで後から殴られた。
………。(゚〜゚;)
完全に、「かまって欲しい」って言ってるよね?
と、いうわけで、あの救助してくれた友人と2人でからかう。
もう終いには「ストーカー」とか「強盗」とか言われたよ。
…フゥ、暇つぶしになったかい?
俺はメッチャ疲れたよ…
小学校の名前と、学年(3年生)は聞き出した。
メアドでも教えておけば良かったか… 彼、面白いよ。
こんな会話もあった。
俺「あのさぁ、オマエ、クラスでもかなりツエ〜キャラだろ?」
男の子「ううん! 俺は弱いほうから5番目くらい!!」
俺「………。(´Д`; それが本当なら、俺が担任だったら自殺するよ。」
ホント…
君のママに言いつけようかと思うくらい疲れたよ…(´Д`;
オチ…
先輩が去年は3000円分の図書券だった、と言っていたので頑張ったのに…
1000円分だった。(´Д`;
当社比:3分の1